マツダ・アクセラが国産ハイブリッドとして初の安全装備標準化

消費税増税後の冷え込みが数字にあらわれている国内自動車マーケット。その中で、2014年4~9月の販売実績が前年同期比+201.9%と大幅な伸びを見せているモデルがあります。

それが、マツダ・アクセラです。

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国産車として初めて、ガソリン・クリーンディーゼル・ハイブリッドという3つのパワーユニットを用意したアクセラ。マツダの進めるSKYACTIV技術や魂動デザインを採用したことも、こうした好セールスにつながっているのでしょう。

そのアクセラ・ハイブリッドが一部改良を受けました。

改良内容で目立つのは、国産ハイブリッドカーとして初めてプリクラッシュセーフティシステムを全車標準装備としたこと。

具体的には低速域での衝突被害軽減ブレーキとなる「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」とAT誤発進制御が標準装備されています。

さらに、最上級グレードの「ハイブリッドS Lパッケージ」には、ハイビーム・コントロールシステムや車線逸脱警報も標準装備となり、安全と環境性に優れたマツダらしいハイブリッドへと進化しています。

同時に、「ハイブリッドS Lパッケージ」では、215/45R18サイズのタイヤ、7.0-18サイズのアルミホイールを標準装備することで、エコだけではない魂動デザインらしいスタイリングとしているのも変更点のひとつとなっています。

そのほか、中間グレードの「ハイブリッドS」には ハイビーム・コントロールシステムや車線逸脱警報をオプション設定、エントリーグレードの「ハイブリッドC」には自動防眩ミラー&クルーズコントロールを標準化するなど、満足度の高い変更を受けています。

メーカー希望小売価格は、ハイブリッドCが2,473,200円、ハイブリッドSが2,586,600円、ハイブリッドS Lパッケージは2,813,400円。いずれもエコカー減税の対象で、取得税、重量税ともに免税となっています。

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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