バッテリーがあがったスーパーカーのエンジン始動は?【動画】

「押しがけ」って知ってます? 若いひとはわからないかもねー。

昔のMT車はバッテリーがあがってもエンジンをかけることができたんです。イグニッションを「ON」にしておいてギヤを入れておく(2速くらいが一般的)。クラッチを切ったままクルマを押して(あるいは押してもらって)、勢いがついたところで乱暴にクラッチをつなぐと、エンジンがかかるという寸法です。バイクでもできます。

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いまのMTはいろいろ昔にはない制御が入っているかもしれないので、できるかどうか知りません。もちろんAT車でもできません。いまはAT車ばかりですから、若いひとは「押しがけ」なんて知らないかもしれませんね。

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さてこのクルマ、メルセデス・ベンツ製のV12エンジンを積むイタリア製のスーパーカー「パガーニ・ゾンダ」ですが、バッテリーがあがってしまったようです。場所は映画祭でも有名なフランスのカンヌ。めちゃくちゃセレブばかり住んでいる町だそうです。

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こんな日本にほとんど入ってきていないエキゾチックカーは、私もよく知らないので、Wikipediaで調べてみたんですが、MT仕様もあるんですね、ということは、もしかして……そう! 押しがけをしようとしているのです! それでは、ちょっとめずらしい「スーパーカーの押しがけシーン」を、次のページの動画でどうぞ。

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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