「動的な」を意味する「キネティック・デザイン」を採用し、「ONE FORD」戦略を掲げて、最近のフォード車は、フォーカスもフィエスタもひと目見てダイナミックなエクステリアを手に入れています。
5月31日に日本デビューを果たすコンパクトSUVのエコスポーツも例に漏れず、「キネティック・デザイン」を進化させたフォードの新世代グローバル・デザインテーマ「New Global Design Language」を反映。
コンパクトなサイズを感じさせない、躍動感に満ちたエクステリアが魅力で、台形をモチーフとしたクロームのフロント・グリルや「レーザーカット・デザイン」と呼ばれるスリムで切れ長のヘッドライトなどが印象的です。
一方で、オフロード走行も想定した大きなアプローチアングルやデパーチャーアングルリヤハッチに搭載するフルサイズ・スペアタイヤ、樹脂素材でカバーされたバンパーやサイドシルなど、SUVらしい力強いディテールを盛り込んでいます。
オンロード的な香りがするルノー・キャプチャー、そしてエコスポーツはよりオフロード的なデザイン要素を採用し、プジョー2008はその中間からオンロード寄りのイメージでしょうか。
フォードにはかつてマツダとの兄弟車でもあったエスケープがありましたが、大きめのクーガと小さめのエコスポーツがそのニーズに対応する形になるのでしょうか。
■フォード小型SUV「Eco Sport(エコスポーツ)」今年後半にも日本導入へ
https://clicccar.com/2014/01/14/242497/
(塚田勝弘)