BMW X4はフォトデビューを果たしたばかりなので、価格や発売時期、日本仕様のサイズなどの詳細は明らかになっていなせんが、X6よりもひと回り小さなボディサイズは、より日本の道路、駐車場事情に合っているのは間違いありません。
そう魅力ひとつめは、ここ日本で取り回しにストレスなく乗るには、現実的なサイズの限界に近いボディサイズ。欧州値で全長4671×全幅1881×全高1624mmは、X3と比べると全長が少し長く、全幅はほぼ同じ、全高が約50mm低くなっています。
つぎは外観デザイン。普通のSUV(BMW風で言えばSAV)には飽き足らないからX3でなくX4を選ぼうとしているはずで、クーペ風味を増したダイナミックな外観が身上で、このエクステリアに惚れるか惚れないかが購入を分ける最大の点ともいえます。
フロントでは、フロントエプロンの外側いっぱいに配置された大型エアインテークとキャラクターラインが、BMW の特徴である片側2灯式丸型ヘッドライトとLED フォグライトと共にBMW X4 の存在感を強調。
ドライバーの頭上で最高点に達するルーフラインは、そこから緩やかにリヤゲート後端までカーブを描いていますが、このラインがX4の特徴で、さらにショルダーラインは2本に分かれたデザインになっています。
3つめはBMWといえば、クロスオーバーといえどもエンジンに魅力を感じる人が多いはずで、本国ではガソリン、ディーゼルともに3種類を用意。トップグレードのX4 xDrive35iのガソリンは306ps/400Nmを発揮しながら欧州複合モード燃費(10.7L/6.9L/8.3L/100km)を実現。
4つめは、スポーティなインテリア。前席はX3よりも20mm低い位置に、後席は28mm低い位置に座る独得の着座姿勢とBMWらしいクールなインパネで、使いやすさと質感の高さを備えています。
そして最後が装備。新しいのがタッチコントローラー付のiDriveで、指先で文字入力が可能。また、リヤバンパー下に足を入れる動作でゲートが開く、オートマチックテールゲートオペレーションやパドルシフト、バリアブルスポーツステアリングなどのほか、車載インフォテイメントのBMWコネクテッド・ドライブも用意されています。
■新型BMW X4がフォトデビュー
https://clicccar.com/2014/03/10/248878/
■BMW Z4 Challenge」プロレーサーはゲームでも速いのか
https://clicccar.com/2014/03/14/249243/
(塚田勝弘)