スズキが東京モーターショー2013にてお披露目した新型軽乗用車「ハスラー」を2014年1月8日より発売することを発表しました。
165/60R15サイズの大径タイヤが象徴するオフローダー的なアンダーボディに、立ち気味のAピラーとロングルーフによるワゴン的な余裕のキャビンを組み合わせたクロスオーバーモデル。アウトドアを意識したビビッドなボディカラー、2トーンルーフも設定し、アクティブな軽自動車として新たな個性を提案しています。
エンジンは自然吸気とターボの2種類、変速機はCVTと5MT、駆動方式はFFと4WDと幅広いラインナップとなっています。自然吸気エンジンは吸排気ともにVVTを備えたDOHC 3気筒。5MTが組み合されるのは、この自然吸気エンジンだけとなります。
エンジンと変速機・駆動方式による燃費性能(JC08モード)は次のようになっています。
自然吸気 5MT FF:23.4km/L (以下、アイドリングストップなし)
自然吸気 5MT 4WD:23.2km/L
自然吸気 CVT FF:26.0km/L
自然吸気 CVT 4WD:25.2km/L
自然吸気 5MT FF:24.4km/L (以下、アイドリングストップあり)
自然吸気 5MT 4WD:24.2km/L
自然吸気 CVT FF:29.2km/L
自然吸気 CVT 4WD:28.0km/L
ターボ CVT FF:26.8km/L
ターボ CVT 4WD:25.0km/L
エアコン使用時のアイドリングストップを開始するタイミングと、アイドリングストップ状態からエンジンを再始動させるタイミングを燃費優先、標準、快適優先と3モードで設定できるカスタマイズ機能付きアイドリングストップほか、スズキの次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」の採用しています。これらにより、エンジンに関わらずCVT全車をエコカー減税の免税対象車としています。
さらに、CVT・4WD車には、急な坂を下る際に車速を約7km/hに維持する「ヒルディセントコントロール」と、雪道などの滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」を軽自動車として初採用しています。
また、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPといった安全装備は、最廉価グレードを除くCVT全車に標準装備しています。
グレード構成とメーカー希望小売価格は次のようになっています。
A:1,048,950円~1,166,550円
G:1,127,700円~1,334,550円
X:1,369,200円~1,492,050円
Gターボ:1,295,700円~1,418,550円
Xターボ:1,453,200円~1,576,050円
(山本晋也)