ホンダ「ヴェゼル」画像ギャラリー4 -最上級グレードでも価格は268万円のスペシャリティSUV

新しいグローバル・コンパクトの基準となるセンタータンクレイアウト・プラットフォームを使うことからフィット・ベースのSUVという見方もされていた「VEZEL(ヴェゼル)」ですが、堂々たる3ナンバーサイズのグローバルスタンダードなボディ、1.5リッター直噴ガソリンエンジン+i-DCDという最強のワンモーターハイブリッドを搭載するなどフィットの面影は感じさせないプレミアムなクロスオーバーSUVです。

それは現代のスペシャリティカーを目指すという基本コンセプトからすると自然な仕上がりなのでしょうが、プレミアムを感じさせるのはスタイリングやカラーリングだけではありません。

ドアを開ければ、室内灯がLEDになっているのが確認できますし、パーキングブレーキは電動タイプとなっています。また、ハイブリッドのアクセルペダルには「RFP」とプレートがついていますが、これは「リアクティブフォースペダル」を採用していることのアピール。アクチュエータユニットによりアクセルペダルに抵抗を与え、エコドライブやセーフティドライブのサポートを狙ったもので、これはアキュラの最高峰RLXについでホンダ・ブランドとしては初めて採用された機構といいます。

インテリアもソフトパッドはステッチで縫い込まれているものを採用。ステッチが不要な部分にも、ゆらぎ感覚で作られたダミーステッチが入り、インテリア全体のラグジュアリー感を高めています。スマートフォン感覚で操作できるナビゲーション、LEDヘッドライトといった装備も見逃せません。

最上級グレードでも268万円というヴェゼルですが、そのディテールや装備は、もっと高価なモデルに匹敵する内容となっているのです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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