スバル「クロススポーツ・デザイン・コンセプト」BRZにハッチバックはアリか?【東京モーターショー2013】

スバルが東京モーターショーに出展した「クロススポーツ・デザイン・コンセプト」は、そのフロントマスクのイメージからわかるように、ボクサーFRスポーツ「BRZ」の発展性をスタディしたコンセプトカーです。

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235/50R18サイズの大径タイヤを履くためにオーバーフェンダーをプラス、車高を上げたスタイルは、いかにもBRZクロスオーバーといった風情。こうなると、スバル独自のシンメトリカルAWDを想像したくなりますが、このコンセプトカーはあくまでもFRという想定。ダートランでナチュラルなハンドリングを味わうというスポーツ感覚のクロススポーツカーになっています。

注目はリヤゲートです。量産のスバルBRZは独立したトランクを持ったクーペスタイルとなっていますが、これは上下分割ゲートのハッチバックとなっているのです。コンセプトカーではダートランナーとしてのアウトドア感覚を強調するイメージでラゲッジスペースが作り込まれていますが、いかにもタイヤが積みやすそうなリヤゲートには、サーキット走行を楽しむBRZオーナーにも魅力的に見えるのではないでしょうか。

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はたしてBRZに、ハッチバックというバリエーションは増えるのでしょうか。また、コクピットを覗けば、フロントウインドウ上部・内側にステレオカメラが確認できます。つまりアイサイトの装着が想定されているのです。市販のBRZにはアイサイトは非設定となっていますが、スポーツカーにも安全サポートデバイスの搭載を考えていることを示唆するディテールといえそうです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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