いまや国内の新車販売台数のうち4割を占めるほどになった軽自動車。
室内空間や動力性能は充分、質感もひと昔前とは比べものにならないほどクオリティーがあがっているなど常に進化を遂げているのがその理由といえます。
10月3日にフルモデルチェンジをし好調な販売を続けている新型タントもそんな1台。なんといってもCMなどで「かつてない進化を遂げた」ことを猛アピールしているほどです。
そんなタントが、軽自動車ではかつてないアピールをしていることで話題になっています。
それは、松屋銀座の外壁面に「軽も銀座(ここ)まで来たか」というキャッチフレーズとともに巨大広告を掲出していることです。
そう、このフレーズは新型タント・カスタムのテレビCMで豊川悦司さん演じる「CAR & More」チーフが発する「軽もここまで来たか」をベースにしたものです。
松屋銀座といえば、その名の通り大正14年から銀座3丁目に居を構える伝統あるデパートです。
ひと昔前なら銀座に「軽自動車」はそぐわないとあきれられていたかもしれませんが、高品質なことが支持されている新型タントの広告は松屋銀座に掲示されていてもけして違和感がなかったことに驚きました。
面白いのは松屋銀座に掲示されているのが新型タントの広告だけでないこと。
「軽も銀座(ここ)まで来たか」のキャッチフレーズに合わせ、代表的なダイハツの軽自動車を外壁に年表方式でぐるっと囲むよう紹介していること。
1957年に発表されたミゼットを皮切りに、1960年代から新型タントの2013年まで登場したクルマ21台が紹介されており、クルマ好きなら思わず見入ってしまいます。
新型タントの広告、および年表は11月26日まで松屋銀座の中央通り、松屋通りに面した外壁に掲出されています。
銀座に行った際は、新型タントと21台のダイハツ軽自動車の勇姿をぜひご覧になってください!
(テヅカ・ツヨシ)