メルセデスベンツ「Aクラス」にSUVが仲間入り !

ダイムラーが8月14日、フランクフルトモーターショー2013に先立って、メルセデスベンツAクラスの派生セダン「CLA」に続くSUVバージョンの「GLA」を発表。

その外観はAクラスの兄弟モデルであることを強く主張しています。 

メルセデスベンツ GLA

ざっくり言えばAクラスを腰高にしたようなイメージですが、サイドビューには新たなデザインテイストが盛り込まれています。

ルーフ後方へ行くに従ってサイドのグラスエリア上辺がアーチを描くハッチバックモデルに対して「GLA」ではスクエアなイメージが採用されており、日本車を見慣れた目にはこちらの方が自然に映るかもしれません。

メルセデスベンツ GLA

また前後ドア側面を走る上下2本のレリーフも後方へ吹き流した自然なイメージに。 

ボディサイズは全長4417×全幅1804×全高1494mmで、ベースモデルの「GLA200」と、現行Aクラスの「A250シュポルト」と同様に前後バンパー意匠がよりスポーティな印象の「GLA250」をラインナップ。

 メルセデスベンツ GLA

搭載エンジンは本国では既にA200に搭載されている1.6Lの直4ターボエンジン(最大出力156ps/5300rpm、最大トルク25.5kgm/1250-4000rpm)と、高性能版の2.0L直4ターボエンジン(最大出力211ps/5500rpm、最大トルク35.7kgm/1200-4000rpm)を用意。 

メルセデスベンツ GLA

その他にもディーゼルエンジンが2機種ラインナップされており、「GLA250」には、7速DCT仕様の4WDモデルも。 

ラッゲージ容量はSUVの特徴を活かして最大836Lが確保されています。 

メルセデスベンツ GLA

ちなみに新型Aクラスの顧客は欧州では50%が他ブランドからの乗り換え組とか。

このスタイリッシュなコンパクトSUV「GLA」もハッチバックモデルと同様に世界中で受け入れられそうな予感がする一台。 

メルセデスベンツ GLA

今から同車の日本導入が待たれます。 

■メルセデスベンツ GLA 本国サイト
  http://gla-class.mercedes-benz.com/com/en/#!/ 

〔関連記事〕
・スタイリッシュでスポーティ、高級感にもあふれるメルセデス・ベンツの新型クーペが日本上陸
 https://clicccar.com/2013/07/24/226208/ 

・世界一パワフルな4気筒ターボ、AMG「A45 AMG 4MATIC」
 https://clicccar.com/2013/07/04/224370/ 

・メルセデスベンツAクラス「A 180」がバーゲンプライスと思えるこれだけの理由
 https://clicccar.com/2013/03/24/215900/ 

・新型メルセデスベンツ「Aクラス」を賢く手に入れる秘訣とは ?
 https://clicccar.com/2013/03/11/214916/

 (Avanti Yasunori

【画像ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】  https://clicccar.com/?p=227926

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる