既報のとおり、ポルシェ911の50周年記念限定モデル「911 50thアニバーサリーエディション」が発表されていますが、トランスミッションは7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)のみでした。
最新の7速PDKの完成度は高く、クラッチは踏み損と思えるほどですが、しかし!やはりそこは911。AT大国日本でもMTへの要望は根強く、50周年記念限定車にもMTが設定されることになりました。
「911 50thアニバーサリーエディション」をおさらいすると、911カレラSをベースに400psの最高出力を誇るモデルで、カレラ4譲りのワイドボディや特別なチューニングが施されたポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)とスポーツエグゾーストシステム、ポルシェ伝説のフックスホイールをモチーフにした専用20インチアルミホイールが足元を引き締めています。
生産台数は初代911のワールドプレミアである1963年にちなんで1963台に限定されています。
価格は7速PDK仕様が1712万円で、今回日本導入が決定した7速MTは1637万円。ステアリング位置はPDKに両側とも用意されますが、7速MTは左ハンドルのみになります。
■ポルシェ「911」
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/
(塚田勝弘)