「ケンケン」も登場するプジョーの迫力CMは著名作品がベース ! 【動画】

プジョーが海外で面白いCMを展開しています。中身がまるで懐かしいアニメ「チキチキマシン猛レース」の実写版。 

「チキチキマシン猛レース」と言えば1968~1969年にかけてアメリカで放映されたTVアニメですが、個性的なレーシングカーとそれぞれのドライバー達が、荒野や峡谷、砂漠、雪山などのバラエティに富んだコースで繰り広げるカーレース。

日本でも1970年にTVで放映されて人気を博しました。 その後も再放送が繰り返され、’90年代にはビデオやゲーム化されたので、読者の中にもご知の方が多いかもしれません。

登場する犬の「ケンケン」の独特な笑い声もユニークでした。プジョーCMの最後にもちゃんと登場しています。 

実はこのアニメにも元ネタが存在している事をご存知でしょうか?

それは1965年に製作された映画「グレートレース」。

こちらはプジョー208のCM同様、実車(クラシックカーですが)によるカーレース映画で、アメリカ映画お得意のいわゆる古き良き「ドタバタ喜劇」となっています。 

グレートレース(1965)

女優のナタリー・ウッドや俳優のトニー・カーチス、ジャック・レモン、「刑事コロンボ」でお馴染みのピーター・フォークなどが出演、音楽をヘンリーマンシーニが担当するなど豪華な面々で作られた不朽の名作。 

宿命のライバル同士が愛車をチューンナップしてニューヨーク・パリ間を西回りで競争するストーリーで、アラスカ、シベリア、ロシアを経由して中欧からフランスへ至るまでの珍道中を描いています。

豪快なパイ投げシーンなど、見所満載の面白い映画でした。

そんな48年前の映画「グレートレース」に出てきた悪役ジャック・レモンが駆るレース車「ハンニバル8」が現在もロサンゼルスの「ピーターセン博物館」に保存されています。

VW製エンジンを搭載しており、キャビンがクロスアーム式のシャシーにより上下に昇降するマニアックな構造。クルマの隣には追尾式魚雷も展示。

1965製 ハンニバル8

それにしてもプジョーのCMもこの映画に勝るとも劣らない出来。これは正に現代版「グレートレース」と言えそうです。

■プジョー208 Webサイト
  http://www.peugeot.co.jp/showroom/208/5-doors/#!

■ピーターセン博物館 Webサイト
  http://www.petersen.org/

 (Avanti Yasunori) 

【画像ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】  https://clicccar.com/?p=223577

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる