スズキ・キザシがリコール! 対象はなんと覆面パトカー用サイレン!!

リコールといえば、メーカーがクルマの不具合や改善策をを国土交通省に届け出る制度ですが、後付パーツやオプション品のリコールというのはあまり聞いたことがありません。

ところが、スズキは後付パーツ、それもサイレンをリコールしたのです。‰ü‘P‰ÓŠà–¾}

 

覆面パトカーとして903台が警察庁に納入されたスズキの2リッター級セダン”キザシ”のサイレンがその対象。併せて、同型のサイレンを装備するSX4も対象となっています。

リコール届出一覧表『保安装置(サイレン)』 (PDFファイル)
http://www.mlit.go.jp/common/000997523.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/000997524.pdf

サイレンに水抜き穴がないために、水が浸入するとサイレンの音が極端に小さくなるという不具合。サイレンの様な、こういった後付装置の不具合を後付装置のメーカーではなく自動車メーカーがリコールとして届出をするのは極めて珍しいのではないでしょうか。販売台数の60%が覆面パトカーという、キザシならではという印象を強く持ちますよね。

(文:北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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