毎月第3火曜日に秋葉原UDXで開催している「アキバモーターショー」。既成概念に囚われないサロン形式のワークショップで、テーマは2輪、4輪、クラシックカー&バイク、EV、パーソナルモビリティなど「自動車」のありとあらゆることを月替わりでテーマとして開催されています。参加者もメーカー、メディア、ジャーナリスト、一般他業種と様々。ワークショップ終了後の懇親会ではその様々な参加者が入り乱れて熱い議論も交わされます。
その「アキバモーターショー」がオートサロン会期中の1月12日、幕張メッセに隣接する幕張メッセ国際会議場で出張版を開催。内容はオートサロンに合わせてなのでしょうか、カスタム論やGTモデルについてなど、興味深いものばかり。
簡単に各ワークショップを紹介すると
■「チャイナ・カスタム・シーンが熱い!」~中国進出をもう一度考えてみる!~
11:00~12:30(10:40受付)
「中国はパクリばかり」「カスタムなんてあるの?」と思われがちですが、そこは人口13億人の国。やっているクルマ好きはとことんやっています。岸田一郎氏(『LUXURY TV』編集長、元『LEON』編集長)、高畑尚樹氏(中国カスタムカーサイト『3rong.com』編集長)、高畑龍一氏(中国コンサルタント、元『ahead』編集長)の3人のパネラーが、日頃中国で体験している面白ネタを交えて、ビジネス進出するためのヒントをご紹介します。中国進出を検討されている方におすすめしたい、おもしろくて、とても真面目な講演です。
■「70’s-80’sトヨタ セリカ/日産スカイライン 至高のGTカー物語」
ノスタルジックカーの伝道師・片岡英明氏がその魅力をかたり尽くす!
13:30~15:00(13:10受付)
“GTカー”という言葉が輝きを持って迎えられていた70年代後半から80年代。特にトヨタ・セリカと日産スカイラインとのGTカー対決は、当時のクルマ好きの心を熱くときめかした。CFとして流れた「名ばかりのGTは道をあける」という、スカイラインを意識して放たれたセリカの挑戦的なキャッチコピーを記憶している人も多いはず。このセミナーは、旧車に造形の深い自動車評論家片岡氏に寄る往時の物語です。これまで語られなかった開発秘話を交えての1時間半、どうぞお楽しみ下さい。
■「現代の過給エンジンを考察する。」~いまのターボエンジンはこうなっておるんじゃ!~
15:30~17:00(15:10受付)
21世紀のターボは20世紀のターボとは考え方がまったく違います。ダウンサイジング、直噴、可変バルブタイミング……21世紀のターボエンジンは、燃費も走りもいいという優れもの。では、いまのターボエンジンはどんな技術が使われているのか?トランスミッションとの組み合わせは?過給圧は?インタークーラーは?ウェイストゲートはどうなっているの?というような疑問にMFi執筆陣が答えます。また、これまでMFi編集で集めてきたデータの分析もご覧にいれます。いま買える過給エンジンについても、詳しく解説していきます。
各ワークショップは全て参加費3000円(書籍もしくは記念品付き)。
そして17:00からはワークショップ参加者は無料となる懇親会もあり、ワークショップのパネラーの方々と直接意見を交換することも出来ます。
詳しくは下記のサイトをご覧下さい。
■モーターファン・イラストレーテッド
「アキバモーターショー in 東京オートサロン2013」特設ページ
http://motorfan-i.com/TAS2013/
(北森涼介)