BMWの新しいミッドサイズのラグジュアリー・シリーズのコンセプトモデルが発表されました。
それが「4シリーズ」です。
これまで3シリーズのクーペやコンバーチブルが開拓してきた、比較的コンパクトなサイズのラグジュアリーカテゴリーの、さらに上を目指したスタイルを具現化したのが、この「コンセプト・4シリーズ・クーペ」ということです。
BMWの偶数モデルというと、6や8といった特別な雰囲気を持つシリーズ。1、3、5、7の奇数シリーズの持つ、ある種の真面目さとは異なるゴージャスなイメージのモデルですが、その弟分といえる新シリーズを予告するのが、このコンセプトカーといえそうです。
●ボディ諸元
全長:4641mm
全幅:1826mm
全高:1362mm
ホイールベース:2810mm
前トレッド:1545mm
後トレッド:1593mm
ボディサイズは3シリーズよりも長く、広く、低くといったもの。ホイールベースも長く、ロングノーズとあわせて全体のフォルムを伸びやかにしているといえそう。フェンダーのアウトレットなどに配されたアルミパーツが、4シリーズの個性ということです。
現時点では、グレード毎のエンジン設定や価格などの情報は公開されていませんが 、写真を見ても感じられるように、かなり市販に近いコンセプトカー。適度にタイトなサイズのクーペを求めるユーザーにとっては、非常に楽しみな一台となることでしょう。
(山本晋也)