発売から半年が経過したトヨタ86、スバルBRZ。チューニングも少しずつ開発が進み各チューナーが様々なアプローチでパフォーマンスアップを試みています。その中でも最も注目を浴び、期待されているのがターボチューンです。
新世代のボクサーエンジン・FA20は軽量コンパクトで自然吸気ながらも200馬力を絞り出し、86/BRZに軽快なフットワークをもたらします。一般的なイメージでスバルのボクサーエンジンはターボが当たり前というのがあります。
実際、現行のレガシィ向けにFA20ターボが開発されましたが、それが86/BRZに・・・かどうかは不明です。
チューニングメーカー・HKSがスーパーチャージャーを開発・販売をしていますがターボチャージャーはまだ日の目を見ていません。
アメリカの「Dynosty」「Accelerated Performance」はそれぞれにターボキットを8月、9月にかけて発売しました。
Accelerated Performanceはタービン詳細は不明ですが、400馬力以上を絞り出し、よりハイパワー指向でピーキーな感じが見受けられます。
Dynostyはギャレット製のGT2871タービン(HKS GT28タービンに相当)を装着し330馬力を発生します。
日本ではターボチャージャーではなく、HKSのスーパーチャージャーのD1グランプリ向けに試作されたもので600馬力近いパワーを発揮しています。
ターボよりダイレクト感があるスーパーチャージャー、日本ではどちらが86/BRZのエンジンチューニングの主流になるのでしょうか?
日本での開発に大期待!
(栗原 淳)