出たばっかりのシボレー ソニック SPORTSLINEをロングラン試乗するョ!

「WILD COMPACT」がキャッチコピーのシボレー・ソニック。

今年のオートサロンでは女性DJを起用してクラブさながらのブースを展開していたのは記憶に残るところ。そういえば、富士スピードウェイのレースクイーン「クレインズ」だった南まことチャンもDJプレイしていましたね。また、先日開催されたシボレー・ビーチパーティではカスタマイズプログラムが発表がされました。

そんなソニックの追加バージョン、SPORTSLINEが発表になっています。これ、かなりカッコいいんですけど。

エアロとフォグでカッコよく形を変えているところにボンネットのラリーストライプがビッと引き締まる。筆者が勝手にこのクルマの見せ場だと思っていたフロントが迫力満点となっています。

特にライト周りを拡大すると、このクルマの特徴ともいえる丸目4灯が冴えわたります。

ローアングルから撮影すると、本当にカッコイイ。ってずいぶんホめすぎ?

でも、こんだけトンガッたデザインのクルマって、世界中見回しても日産Jukeかシボレーソニックしかありませんよ。これに比べればシトロエンのDS3は「スカしてる」感じ?

内装もトンガってます。ボディー同色のセンターコンソールはオプションですけど、それを差し引いても造形がすごいことになっています。

特にこのメーター。これだけ割り切っていると視認性はかなり高い。速度計のデジタル表示もG-SHOCK世代なら直感でわかります。

品川区のGMジャパン本社から中野区の自宅まで秋葉原経由で乗ってきた印象はズバリ、乗りやすさ満点。都心の混んでいる道はクルマ以外にもスクーターやバイクのすり抜け、逆送してくる自転車などを避けながら走る場面が多いので車両の四隅の感覚が非常に重要になるのですが、ソニックはその感覚が掴みやすい。その上、ミラー類がかなりデカイので死角が少なく、バイクなどの巻き込みなどの不安が少ないのですよ。

ぶっちゃけた話、シボレーってインパラとかカマロ、コルベットのイメージが強いのでコンパクトってどうなの?と思っていましたが、とりあえず都心限定での印象は「かなりいい」といえますよ。

ちなみに秋葉原経由の理由は撮影場所として秋葉原UDX駐車場のスペースをお借りしたためです。決してメイド喫茶で萌え萌えしていたわけではありません!

で、このシボレーソニックSPORTSLINEに乗って筆者は7月27日から始まる全日本ラリー第5戦「モントレー2012 in 渋川」と29日のスーパーGT第4戦 SUGO 300km RACE決勝に行って来ます。

実に総行程1000kmのロングドライブ。高速道路あり、ワインディングあり、市街地あり、もしかしたら渋滞もあり?あらゆるシチュエーションでシボレーソニックSPORTSLINEを検証してみたいと思います。

価格や仕様などは下記のシボレーWebサイトでご確認ください。

■シボレー ソニック SPORTSLINE
http://www.chevrolet.co.jp/sonic/sportline/

撮影協力:秋葉原UDX駐車場
http://www.facebook.com/AkihabaraUDXParking 

(北森涼介)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=182406

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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