6月16〜17日にル・マン24時間レースのテストデーが開催され、トヨタTSP030ハイブリッドも参加しました。
(写真はポールリカールテストのもの)
TS030ハイブリッドは、5月からテストを行なってきた7号車に加えて、8号車1日に完成してテストデーに参加しました。2台ともトヨタ・ハイブリッド ブルーにチェンジ。7号車はアレックス・ブルツ選手、ニコラス・ラピエ-ル選手、中嶋一貴選手の3人がドライブし、8号車にはアンソニー・デビッドソン選手とセバスチャン・ブエミ選手の2人がドライブ。
そしてセッション1で7号車の中嶋一貴選手が330.1km/h、8号車のセバスチャン・ブエミ選手が328.1km/hを記録。セッション2では7号車のニコラス・ラピエール選手が331.1km/hをマークして、2台のTS030ハイブリッドが最高速度1-2を達成しました。
なお、8号車の3人目のドライバーはステファン・サラザン選手が予定されていますが、自転車事故のけがから回復のためテストデーの参加は見送っています。
今回のテストデーでは中嶋一貴選手とセバスチャン・ブエミ選手の2人は24時間レースへの参戦条件として義務付けられている10周も達成しています。
ル・マン24時間レースへ向けて快調な滑り出しを見せたトヨタ・レーシング。ますます見逃せなくなりましたね。
(ぬまっち)