贅を尽くした日本10台限定のベントレー「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」の価格は3500万円、六本木ヒルズカフェで公開中!

■最上級のベントレー・ベンテイガ

100年を超える歴史を誇る英国のベントレー。日本への正規輸入開始60周年を記念して、10台限定の「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」を、2月23日(金・祝)~24日(土)の2日間、六本木ヒルズカフェ/スペースで公開されています。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」とベントレーのブランドダイレクターを務める遠藤克之輔氏
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」とベントレーのブランドダイレクターを務める遠藤克之輔氏

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」は、ベントレーのマリナー部門(コーチビルダー)が誇る最高のクラフツマンシップを特別に日本向けに提供した記念車にふさわしい仕様となっています。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のフロントシート
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のフロントシート

マリナーのルーツは、1559年の馬車、馬具の時代にまで遡るそうで、460年を超える歴史を誇っています。

マリナー部門は、故エリザベス女王が愛したステートリムジンも仕立てています。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のリヤビュー
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のリヤビュー

ベントレーもサスティナブルなブランドになるべく、2020年に発表された「ビヨンド100戦略」に基づき、2024年までにベントレーの全3モデル・シリーズにハイブリッドモデルを加え、そのうちフライングスパーとベンテイガは、すでにハイブリッド仕様が追加されています。2030年には、全モデルをバッテリーEV(BEV)にすると宣言済みです。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のエクステリア
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のエクステリア

車名のニンバス(NIMBUS)は、「雨雲」を意味し、ボディカラーに雨雲からインスピレーションを得たという特別カラー「クラウドグレー」がペイントされています。

さらに、「ベルーガピンストライプ」を備え、リヤスポイラーの色(同色リヤスポイラー)にもマッチしていて、彫刻のような端正な仕上がりになっています。足元には、「アズール」専用の22インチ10本スポークが用意され、「クラウドグレー」のカラーでペイントされています。

足元には、「アズール」専用の22インチ10本スポークを備える
足元には、「アズール」専用の22インチ10本スポークを備える

上質なインテリアは、モードライトが乗員を迎え、「オデッシアンスタイル」のレザーステッチ(刺繍)が施されるなど、ベントレーの他モデルと異なる、スポーティかつモダンなラグジュアリーが表現されています。さらに、チャコールのハンドメイドのインテリアカラーが迎えてくれます。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のインテリア
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のインテリア

幾何学的なオーバーレイが施された手仕上げの「グランドブラック」のウッドパネルなど、マリナーが誇る究極のクラフトマンシップを堪能できます。

また、ユーザーから1000km走っても疲れ知らずと評されるシートや車内の快適性ももちろん担保されています。

搭載されるパワートレーンは、4.0L V8ツインターボで、最高出力550PS、最大トルク770Nm。0-100km/h加速は4.5秒でクリアする動力性能の持ち主です。

「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のスペック
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」のスペック

また、六本木ヒルズカフェ/スペースの会場には、ペイントアーティスト「はくいきしろい」がニンバスをイメージして制作したアート、そのアートが施された「ベンテイガ オデッシアン エディション」も2024年2月23日(金・祝日)、24日(土)の2日間見ることができます。

ペイントアーティスト「はくいきしろい」がニンバスをイメージして制作したアートと、そのアートが施された「ベンテイガ オデッシアン エディション」も展示
ペイントアーティスト「はくいきしろい」によるアートが施された「ベンテイガ オデッシアン エディション」も展示

すでにオーダーが入っているという「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」。下記のような価格だけに、どれだけのペースで完売するのかは分かりませんが、10台だけですのであっという間になくなりそうです。

●「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」価格:3500万円

(文・写真:塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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