【高速サービスエリア ドッグラン 関西】ハイウェイの宝島と呼ばれる新名神高速・宝塚北SA(上下)ペットと一緒に食事ができるテラス席が充実

■開設から約5年経過したばかりのワンコファーストの施設

この数年、愛車でペットと一緒にドライブに行く機会も増えました。そんな時に役立つ、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!

ドッグランの全景
ドッグランの全景

2008年に、亀山JCTから草津田上ICまで49.7kmが開通した新名神高速道路。その後、城陽JCTから八幡京田辺JCT間、高槻JCTから川西IC間、そして川西ICから神戸JCT間の合計約100kmが開通しています。

その新名神高速の関西エリアで、2023年夏現在のところ、ドッグランの施設があるのが、宝塚北SA上下です。この宝塚北SAは上下線の集合型となっているため、どちらからでもドッグランは利用可能です。ドッグランは2018年の川西ICから神戸JCT間開通の際にオープンしました。

商業施設は南欧風の建物
商業施設は南欧風の建物

宝塚北SAは、宝塚市の中心部「花のみち」周辺の南欧風景観をイメージした「宝塚モダン」をコンセプトにした建物が特徴です。

駐車マスは上下線合わせて約400台、小型82台、大型64台、兼用27台、バス15台と、非常に大きなSAとなっています。またガソリンスタンドは上下線にそれぞれ1店舗、急速充電スタンドもそれぞれ1基ずつ設置されています。

商業施設内ではわんこ用のおやつも販売されている
商業施設内ではワンコ用のおやつも販売されている

SA内にはパティオと呼ばれるイベント広場があり、南欧ホテルの中庭を彷彿させるパティオでは、季節やトレンドに応じたフェスやショーなどを開催。また、宝塚ならではの宝塚歌劇OGによるレビュー・トークショーや、パフォーマーによるパントマイムなどのイベントも定期的に開催されています。

ドッグランは上り線と下り線の中間にある、商業施設の横にあります。したがって利用する際は、駐車場は上り線、下り線ともに入口から最も奥に駐車すると便利です。

ドッグランのアクセス路もタイルが貼られている
ドッグランのアクセス路もタイルが貼られている

ドッグランの利用時間は24時間ですが、毎週水曜日の19時から木曜日の8時までは閉鎖されています。広さは480m2とワンコが楽しく走れる広さとなっています。

駐車場からドッグランまではレンガを敷きつめた通路になっているので、人もワンコも歩きやすくなっています。

エチケットボックスの中にはティッシュを用意
エチケットボックスの中にはティッシュを用意

ドッグランの外に、水飲み場や排泄物ボックス、トイレが設置されていて、万が一ティッシュを忘れた時に役立つエチケットボックスも設置されています。

フィールドは緑もあるが砂地が中心
フィールドは緑もあるが砂地が中心
ドッグランの中にはベンチとテーブルを設置
ドッグランの中にはベンチとテーブルを設置

ドッグランの地面は多少緑の部分はありますが、基本的には土と砂なので、利用した後にはキレイに拭いてあげてください。

広々としたドッグランの中には、ベンチとテーブルが設置されていますので、人とワンコが一緒にリラックスすることができます。

また商業施設の中では、ワンコ用のおやつを販売。そして、商業施設の外にはテラス席が多く設置されていますので、ワンコと一緒に食事を摂ることができます。

自家製天然酵母を使用したパンが食べられる、ベーカリー「森のパン」や、洋食やお寿司も食べられるフードコートなど、食事のメニューも充実しています。さすが、ハイウェイの宝島とよばれるだけあって、人だけでなくワンコにも楽しい空間となっています。

(文・写真:萩原 文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる