■408と似た強い傾斜を持つルーフエンドだが、テールライトは差別化
これまで何度かスクープしてきたプジョー「3008」次世代型ですが、その最終デザインを大予想、スポーツカーレベルのリアエンドが見えてきました。
プジョーは幅広いラインナップを揃えていますが、販売面では依然としてフィアットに遅れをとっていると伝えられています。
両社は、世界最大手の自動車メーカーのひとつであるステランティスの傘下にありますが、中でもプジョーは新型モデルへの世代交代をスピードアップしたいと考えており、最も人気のある車両の1つである3008次世代型の開発に取り組んでいます。
3008はもともとコンパクトなファミリーバンとして2008年に発売され、2016年5月にリリースされた第2世代では、クロスオーバー姿で登場しました。そして第3世代では、流行のクーペSUVへと進化を遂げます。
KOLESA RUから提供された予想CGのフロントエンドは、プジョー308や408からデザインの影響受けている様子がうかがえます。「EMP2」アーキテクチャを採用する両モデルの共通点はラジエターグリルとヘッドライトですが、新型3008でも従来モデルよりスリム化されています。
最大の注目は後部で、408と似た強い傾斜を持つルーフエンドや、スポーティなスプリットタイプのルーフスポイラーが装着されています。また、テールライトは408と差別化され、存在感のある太いLEDが3本配置されています。
すでに公開されているインテリアの写真では、新しい21インチの曲面ディスプレイがダッシュボードの高い位置に設置されています。新世代「パノラマiコックピット」は、10個のタッチセンサー式ボタンで、ドライバーと助手席の乗員のニーズに合わせて、お気に入りのショートカット機能を使用して設定できます。
「STLAミディアム」アーキテクチャベースの3008次期型は、今年9月にデビューし、その詳細がすべて明らかになります。パワートレインは、さまざまな電動内燃エンジンを搭載して発売される予定のほか、完全電動バージョンの計画も噂されています。