目次
■チケット代がかかる巨大フェスこそクルマで安上がり旅が正解
●7月28日〜30日に開催、FUJI Rock Festival2023にクルマで参戦
こんにちは、東京でクルマを買ってしまったライターの半澤です。
これまで愛車ルノー・トゥインゴでいろいろな場所に行って来ました。
マイカーでの旅の素晴らしさを実感していますが、季節は夏真っ盛りということで、今回はクルマでFUJI Rock Festival2023に行ってきたよというお話を書かせていただきます。
これから夏フェスや秋のフェスにマイカーで行こうという方も多いと思うので、参考になればうれしいです。
いやいや、クルマでフェスに行くなんて当たり前じゃん、というフェスガチ勢の人も多いでしょうが、ボクは今回初めてマイカーでフェスに行き、単純に感動しました。ガチ勢の方々もよかったらお付き合いくださいませ!
FUJI Rock Festivalといえば、新潟県・苗場で開かれる、日本最大級の音楽フェスティバルとして有名ですね。ボクも過去に1回だけ行ったことがあって、この巨大フェスの素晴らしさは身に沁みていました。普段なかなか観られない素敵な海外アーティスト、日本の有名ミュージシャン、これから注目を集めそうな有望株たちが次々にステージを沸かせる、音楽好きにはたまらない3日間なのです。
●クルマという選択肢を選ぶだけで交通費がほぼ半額! しかも道がラクラク
とはいえ、ちょっとハードルが高いと思っている人も少なくないかも。
千葉、大阪で開かれる大型フェスSUMMER SONICのような、いわゆる都市型フェスが近年増え、日帰り前提の気軽な音楽イベントも多いので、はるばる新潟の山の中のフェスに行くのは、ガチ勢だけでは?と思っている人も少なくないかもしれません。
ボク自身も割とそういう気持ちが強くて、初めてFUJI Rock Festivalにお邪魔したのは2017年のこと。割と最近なのです。そのときはテントを持参し、テント1泊、越後湯沢のホテルで1泊という、割と本気の楽しみ方をしてきました。
そして、何より当時はマイカーがなかったので、新幹線移動が前提。東京都心から移動すると、往復1万3000円と、決して安くない出費がかかってしまい、このこともボクのなかでFUJI Rockの敷居を上げるものでした。
というのも、FUJI Rock自体のチケットが3日間5万5000円、1日券でも2万3000円(いずれも2023年の一般発売料金、税込)と、立派な金額ですからね。交通費が高額になるのは、財布に大きなダメージなのでした。
が、あれから6年、ボクには今、マイカーという強い味方がいるじゃないか!
ということで計算したところ、高速料金が往復で9000円弱、ガソリン代も往復4000円くらいというイメージ。この「東京でクルマ買っちゃいました日記」を読んでくださっている優しい方々が、「またコイツ金の話してんじゃん、ケチめ」と呆れ顔になっていることは想像に難くないですが、交通費って超大事よ!
今回は友人Y君と2人で行くことになったので、クルマ代を2人で割ると、新幹線で行ったときのほぼ半額という感覚ですね。3人、4人と乗車人数が増えれば、このお得感はさらに高まるわけで、クルマすごっ!と思いました。
おまけにボクの家は、東京の西側。新潟方面に行くために通る高速道路の関越自動車道までかなり近く、ナビなしでも行けるのではというくらい一直線の、簡単ドライブで済みました。
なんだ、FUJI Rock意外と身近じゃん! クルマで行けるというだけで、そんな余裕すら感じてしまうから不思議です。
●マイカーなら大音量でフェスの予習し放題
クルマで行って良かったなというポイントはほかにも。当たり前ですが、クルマってラク。ずっと涼しく快適に新潟に行けました。
Y君を駅前でピックアップした後は、そのまま高速へGO。冷房のなかで心地よく過ごし、一度PAでトイレ休憩をしただけだったので、会場にほど近い越後湯沢駅までは2時間半くらいで移動できちゃいました。体感は2時間くらいで、近っ!と驚きましたね。
また、何が素晴らしかったって、クルマのなかで爆音で音楽を聴けたこと。もちろん電車移動でも音楽は聴けるけれど、こちとらイヤホンを2人でシェアするみたいな甘酸っぱいプレイは絶対できないオジサン2人なわけですよ。
ミュージシャンや音楽についてあーだこーだ言いながらフェスに行けるのは、クルマならではの楽しみ方でしょう。
また、フェスはかなりの人数のアーティストが登場するので、全然予習が追いついていませんでした。友人と一緒に予習しながら、ステージどう回るかを考える、この時間こそ実は一番楽しいですよね。
もう、移動中からテンションは最高潮となり、すでにフェスが始まっていると言っても過言でないほど盛り上がってしまいましたね。
●会場横に停められるわけもなく、映え写真はゼロ
と、ここまでクルマ移動のフェスの良さを熱く語ってきましたが、一点、とんでもない盲点に気づきました。
今回の記事、最後はフェスや大自然背景のマイカー写真で締めようと思っていたのですが、無念、それは叶わず!
なぜならクルマはホテルに停め、会場まではバス移動だったから。
会場近くに駐車場をキープする猛者なら臨場感あふれる素敵な写真を撮れたでしょうが、ボクは数週間前に急遽参戦を決めた、所詮にわか勢。そんなガチな方々には遠く及ばないと、このサンシェードをした愛車画像を見て、しみじみ感じましたね。
毎年絶対FUJI Rockに行く、チケット売り出し直後に駐車場チケットまで買うよ。そういう熱烈ファンも多いのが、このイベントの特徴でしょう。
それも納得です、だって、フェス会場までは湯沢越後駅から会場まで40分くらいかかるんですもの。会場付近まで乗りつけらるガチ勢に強く憧れた次第です。また、車中泊でFUJI Rockに参戦する、さらにハイレベルの方もいるとのこと。
ボクのトゥインゴは車中泊を意識したクルマとは言えませんが、やってやれないことはないので、いつか車中泊でフェスを楽しむなんてこともできたらいいですね。
タイトル通り、クルマで行くフェスって良いことだらけだったのだけど、帰り道もまたマイカー移動の素晴らしさを痛感することになりました。ということで次回もまだまだフェス体験記が続きますぜ!
次回、第20回【音楽フェスに行ってみた編2】。フェスからの帰り道にこそ実感したクルマのありがたさを語らせていただきます!
(半澤 則吉)