電動モデルなので奇数番号に変更。アウディ「RS7」次期型はV6で700馬力の可能性も?

■「RS6 Avant Performance」の最高出力630psを大きく超えてくる

アウディは現在、名称を「RS6」から「RS7」に変更する次世代パフォーマンスエグゼクティブカーの開発作業を進めていますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

アウディ RS7 新型テストミュール スパイショット
アウディ RS7 新型テストミュール スパイショット

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプをよく見ると、厳重にカモフラージュされているものの、かなり幅広のフェンダーを備えた4ドアであることがわかります。

アウディがラインナップの命名法を変更するというニュースと相まって、これがどの将来モデルになるのか混乱が生じていますが、「RS6」後継となる「RS7」説が有力です。

アウディ RS7 新型テストミュール スパイショット
アウディ RS7 新型テストミュール スパイショット

ボディ全体はA6とRS6アバントを組み合わせたテストミュールですが、延長されたフェンダーフレアを始め、アグレッシブなサイドスカート、見慣れないデュアルエキゾーストパイプをセンター寄りに装備。

足回りに高性能ブレーキシステムに支えられた5本スポークホイールを備えているほか、フロントウインドウには電動化を示すステッカーが貼られています。

注目はやはりパワートレインでしょう。次世代型がプラグインハイブリッドであることがわかっていますが、V型8気筒を使用するのか、メルセデスAMG「C63」最新型のようにダウンサイジングされるV6なのかは不明です。もしV8になる場合は、ポルシェ「パナメーラ ターボS Eハイブリッド」でのPHEVシステムを流用する可能性が高いようです。

どちらにしても、システム合計の最高出力は700ps、最大トルク868Nmを超えてくる可能性もあり、「RS6 Avant Performance」の最高出力630psを大きく超えてくるでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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