「レンジローバー・スポーツ」2024年モデルは全車ハイブリッド化。3Lガソリンターボを追加

■センターコンソールまわりのハードスイッチを廃止

ランドローバーの「レンジローバー」ブランドの中でも高級感とスポーティさを高次元で兼ね備えているのが、レンジローバー・スポーツです。最高級のレンジローバーを狙わずに、あえてレンジローバー・スポーツを指名する方も少なくないでしょう。

レンジローバー・スポーツの2024年モデルが受注開始
レンジローバー・スポーツの2024年モデルが受注開始

2023年6月1日(木)、レンジローバー・スポーツの2024年モデルの受注が早くも開始されました。

かつての特別仕様車「RANGE ROVER SPORT LAUNCH EDITION」に搭載されていた、3.0L直列6気筒INGENIUM(インジニウム)ガソリンターボ搭載モデルを追加。さらに、同エンジンと105kWのモーターが組み合わされたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルも設定されています。

レンジローバー・スポーツのインパネ
レンジローバー・スポーツのインパネ

「レンジローバー」ブランドの最上級モデルである「RANGE ROVER」の2024年モデルと同様に、パワートレインの拡充と同時に、すべての仕様がハイブリッド化されました。

また、4.4L V型8気筒ガソリンターボが搭載される2024年の初年度限定モデル「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」も設定されています。こちらは、同社から招待を受けた限られた顧客向けになります。

センターコンソールまわりとパワートレーンなどの設定画面
センターコンソールまわりとパワートレーンなどの設定画面

そのほか、センターコンソールに配置されていたスイッチ類がインフォテインメントシステムである「Pivi Pro」に統合され、すっきりしたコンソールまわりになっています。これにより、質感向上も図られています。また、全モデルに「オンラインパック(データプラン付)」が搭載されています。

ボディの大きさを感じさせない、スポーティな走りと上質な内外装が魅力のレンジローバー・スポーツ。2024年モデルは「オンラインパック」も付いたことで、最新のインフォテイメントシステムも享受できるなど、より魅力的な高級SUVに仕上がっています。

車載カメラの表示
車載カメラの表示

●価格
3.0L直列6気筒ディーゼルターボ(MHEV)
「RANGE ROVER SPORT S D300」:1131万円
「RANGE ROVER SPORT DYNAMIC SE D300」:1197万円
「RANGE ROVER SPORT DYNAMIC HSE D300」:1299万円
「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY D300」:1460万円

3.0L直列6気筒ガソリンターボ(MHEV)
「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY P400」:1499万円

3.0L直列6気筒ガソリンターボ+105kWモーター(PHEV)
「RANGE ROVER SPORT DYNAMIC SE P550e」:1575万円
「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY P550e」:1850万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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