■フロントウインドウへ食い込む要素により、大胆なスプリットデザイン採用
GMのシボレーブランドは、ミッドシップスーパーカー「コルベット」次期型を示唆するティザースケッチを公開しました。
現行型「C8」世代シボレーコルベットが大々的にデビューしたのが、つい昨日のことのように思えるかもしれませんが、実はすでに4年が経過しており、その後継モデルは確実に開発がスタートしています。
公開されたスケッチは、ゼネラルモーターズ・アドバンストデザインスタジオのクリエイティブデザイナー、ディラン・シュミットによって作成されており、C8コルベットのデザインのヒントを取り入れ、未来の領域に飛躍させた魅惑的なミッドシップエンジンスーパーカーを想像したといいます。
そのフロントエンドには、アグレッシブなフロントスプリッターと、ボディワークにしっかりと組み込まれたシャープなLEDヘッドライトが配置されています。ボンネットは特にアグレッシブな形状で、フロントウィンドウへ食い込む要素により、大胆なスプリットデザインとなっているようです。
側面ではウイングミラーを装着し、フレア状の後輪アーチが確認できます。クルマの後部のトレッドが前部よりも大幅に広いように見えますが、これはスケッチの遠近法によるものである可能性があるでしょう。
GMは、さらに同時にデザイナーのジフン・キム氏による2枚目のスケッチも公開。同社のラインナップへの追加となる可能性のある、非常に洗練されたビュイッククロスオーバーであることがわかります。
こちらは後部からのみ示されていますが、全幅のLEDライトバー、急降下するリアウィンドウ、ルーフから伸びるスポイラー、そして特に滑らかなCピラーを備えていることがわかります。
コルベットC9次世代型は、早ければ2025年にも期待できそうです。