■自動運転システム「AutoMode」ADASパッケージの搭載か
起亜は現在、主力クロスオーバーSUV「ソレント」改良型を開発中ですが、最新プロトタイプを捉えるとともに、そのコクピットをカメラが捉えました。
初代ソレントは2002年に発売、現在、欧米市場のおいて重要なモデルと成長しています。第4世代となる現行「MQ4」型は2020年に登場、これが初の大幅改良となります。
最初のスクープから半年が経過しますが、プロトタイプはいまだ厳重なカモフラージュが施されています。
わずかに確認できるのは、フラッグシップSUV「EV 9」の流れを汲む、新設計の垂直方向ヘッドライトでしょう。
後部では、LEDテールライトがほとんど変更されていないように見えますが、グラフィックが新設計され、ライトバーで接続される可能性がありそうです。
キャビン内は、ダッシュボード全体がカバーされ全く見ることはできません。しかし、現在の10.25インチタッチスクリーンや、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターなど最新鋭ディスプレイを備えるほか、新設計されたラップアラウンドデザインが採用され、オンデマンドサービスが提供されます。
また、同ブランドが2026年までに、主要市場のすべてのモデルに徐々に拡大を目指す自動運転システム「AutoMode」ADASパッケージの搭載も期待されます。
パワートレインの情報はありませんが、よりクリーンで効率的なハイブリッドおよびプラグインハイブリッドトリムに重点を置いた、多くのキャリーオーバーオプションが予想されます。
ソレント改良型のデビューは、最速で2023年後半、遅くとも2024年前半となりそうです。