APOLLO 
■ヘッドライトが現行型の水平コンポーネントから垂直デザインに変更
起亜は現在、ミニバン「カーニバル」改良型を開発していますが、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
第4世代である現行「KA4型」は2020年に登場、これが初の大幅改良となります。
北欧で捉えたプロトタイプは、カモフラージュが厳重ながら最終デザインが見えています。フロントエンドでは、ヘッドライトが現行型の水平コンポーネントから垂直デザインに変更、コーナー付近に配置されています。また、複雑なV字型のパターンを持つグリルメッシュを装備しているようです。
側面はドア全体を隠しており、大掛かりなデザイン変更を示唆しています。リアエンドでは、水平タイプのテールライトが、逆L字型へ進化、バンパー下部のリフレクターは削除されているように見えます。
ウインドウ越しに捉えたキャビン内では、センターコンソールのインフォテインメントディスプレイが現行モデルより大きく見えるほか、インストルメントクラスターディスプレイとベゼル（枠）を共有していないようにも見えます。ただし、これらは開発中のコンポーネントであり、最終的なものではないという可能性もあります。
米国市場では、最高出力290ps・最大トルク355Nmを発揮する3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載、8速オートマチックギアボックスと組み合わされますが、このエンジンがアップデートされるかは不明です。また、ハイブリッドオプションを提供する可能性があり、同じプラッフォームに乗る起亜「ソレント」とヒュンダイ「サンタフェ」と共有すると予想されます。
カーニバル改良型のデビューですが、これが最初のスパイショットだと考えると、2024年後半以降になりそうです。
