■V型12気筒エンジンを使い続けること、自然吸気であることは確定
ランボルギーニが開発中のフラッグシップスーパーカー「アヴェンタドール」後継モデルの最新プロトタイプをカメラが捉えました。
豪雪のフィンランドで捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、フロントエンドでは、エアインテーク最終デザインがかなり露出、角張った形状が強調されています。またサイドエアインテークのストレーキも削除されています。
実際、このような天候状況でランボルギーニが使用される可能性はほぼゼロですが、ロールスロイスが「低グリップ路面が特定の運転特性を強調するため、寒冷地でのテストはダイナミクスの観点からも有用」と語っているように、プロトタイプの開発には絶対的に必要です。
リアエンドでは、アグレッシブなディフューザーと角度のついたリアフェンダーが際立ち、 デュアルエグゾーストチップは高く取り付けられ、ルーフからリアハンチまで伸びるフライングバットレスもはっきりと写っています。
窓越しから捉えた内部画像には、中央に大きなゲージがある横長のデジタルインストルメントクラスターが見えます。
パワートレインでは、V型12気筒エンジンを使い続けること、自然吸気であることがわかっています。また電気モーターと併用する予定ですが、どの程度ハイブリッド化するかは不明です。
アヴェンタドール後継モデル登場は2023年3月と予想、いよいよ次世代スーパーカーがヴェールを脱ぎます。