■公式リーク画像を元に最新予想CGを制作
フォルクスワーゲン(VW)が現在開発中のフラッグシップ・クロスオーバーSUV「トゥアレグ」改良型の最終デザインを予想プレビューしました。
デザイナーのNikita Chuicko氏には、以前にも予想CGで協力してもらいましたが、今回は最新のティザーイメージをもとに制作してもらいました。
VWはトゥアレグを20年間製造しており、第3世代のミッドサイクルアップデートが間近に迫っています。
フロントエンドのグリル中央には流行のLEDライトバーを配置。その両サイドには、各クラスターになんと19,200個のマイクロLEDを備えたIQ.LIGHT HDマトリックスヘッドライトが装備されています。
最新CGでは後部LEDテールライトも修正、ブランド特有のL字型グラフィックを配置し、スリムなLEDストリップで接続。中央のブランドロゴは光る仕様に変更されています。
キャビン内では、オプションの15インチタッチスクリーンが装着される、おなじみのキャビンも公開され、インテリアは、より柔らかい素材のおかげで品質を向上させるために、いくつかのアップデートが行われますが、基本レイアウトは現在の車両から引き継がれます。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンと、14.3kWhのリチウムイオンバッテリーパックを共有する2つのプラグインハイブリッドなど、豊富なラインアップがキャリオーバーされると思われます。
また、それらのすべてに8速オートマチックギアボックスと、4MOTIO全輪駆動システムが標準装備されます。
VWは2023年5月にトゥアレグ改良型を発表するとみられ、2023年後半には発売予定となっています。同社は2033年からヨーロッパでEVのみを生産するとすでに発表しているため、燃焼エンジンを搭載したトゥアレグはこれが最後と思われます。