APOLLO 
■ヘッドライト下のスラット装備など最新「タンドラ」と多くの類似点
トヨタが現在開発を進める、人気のピックアップトラック「タコマ」次期型の予想CGが制作されました。
初代タコマは1995年に登場。以降、安定した販売を誇っており、現在北米市場においてトヨタブランドの主力の1台に成長しています。現行型3代目は2016年に発売、2022年には改良型を導入していますが、いよいよ第4世代へバトンタッチされます。
先日はブラジルで特許申請された画像を掲載しましたが、お馴染みNikita Chuicko氏は、それを完全再現、ほぼこのデザインで登場するとみていいでしょう。ただし、米国版がこれとまったく同じになるかは不明です。
次期型では、最新「タンドラ」と多くの類似点を持っているのが特徴です。 両車とも、ヘッドライトの下に様式化されたスラットを装備。 八角形のグリルは、このトラックにとってはるかに小さいように見えますが、中にはメッシュデザインを共有しています。
またバンパーには、統合された長方形のフォグランプが配置されています。ボンネットにはスクープを装備させていますが、これはブラジルでの特許画像にはありません。
ボクシーなフェンダーは、タンドラにあるものと非常によく似たデザインです。ドアの下部に沿って、折り目がついたセクションがあるのも特徴です。リアエンドでは、エッジの効いたテールゲート、タンドラに似たデザインのブラケット型LEDテールライト装備、リアバンパーとリアウィンドウの小さなスライドセクションによって結合されています。
次期型では、「TNGA-F」プラットフォームをタンドラと共有、パワートレインは、ふたつのエンジンオプションで利用できると噂されています。
ひとつは、最高出力269ps・最大トルク420Nmを発揮する2.4リットル直列4気筒エンジン。もうひとつは、ミッドサイズトラックセグメントでは初となる、ハイブリッドアシストターボチャージャー付き2.4リッター直列4気筒エンジンです。このパワープラントは、現在レクサスRX 500hで利用可能で、セットアップにより最高出力366psと最大トルク550Nmを発揮します。
タコマ次期型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。
