まるでクラウン? ヒョンデ「ソナタ」改良型はここまで進化する

■マイナーチェンジとは思えないほど大胆な変更

ヒョンデの欧州Dセグメントセダン「ソナタ」が、改良モデルでエクステリアデザインを大刷新するという情報を入手、早速予想CGを製作してもらいました。

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ヒョンデ ソナタ改良型 予想CG

初代ソナタは1985年にデビュー、8代目となる現行型は2019年に登場しており、これが初の大幅改良となります。

歴史的モデルの9代目へ注目が集まっていますが、米国やヨーロッパにおける他のセダンと同様に、暗い未来に直面しているのも事実です。ソナタ消滅の噂はネットでも広がっていますが、生き残りをかけて最後の大勝負に出ます。

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ヒョンデ ソナタ改良型 予想CG

ソナタ改良型のスパイ写真はまだ入っていませんが、大幅改良では同じプラットフォームに乗り、大部分は同じテクノロジーを使用しますが、真新しい顔と改良されたインテリアの恩恵を受けて、国際市場でさらに3~4年間新鮮さを保ち、モデル存続への望みを繋ぎます。

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ヒョンデ ソナタ 現行モデル

お馴染みNikita Chuicko氏から提供された予想CGは、マイナーチェンジとは思えないほど大胆な変更が見られます。

フロントエンドでは、巨大なラジエターグリルの上に全幅のLEDストリップを配置、バンパーの隅にはLEDライトユニットを追加するなど、かなりファンキーと話題のミニバン「スタリア」から多くのデザインが取り入れられています。

リアエンドでは、LEDテールライトを完全に新設計、ハッチ上部には達しなくなっています。またバンバーには、現在のデュアルエキゾーストパイプを保持しつつもディフューザーを刷新しています。

前述したように、ソナタはほんの数年前に20万台以上販売されたのに対し、昨年は76,997台と米国市場で大きな落ち込みを見せています。果たしてこの最後の大勝負に勝つことができるのか、大いに注目されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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