BMW i5 次期型、パフォーマンス仕様「M60」はデュアルモーターで最大619psを発生か?

■フルファット「M5」に次ぐ、最も強力な5シリーズ

BMWは現在、主力「5シリーズ」のEVバージョンとなる「i5」を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット。フロントビュー
BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンクでキャッチしたプロトタイプは、新設計されたキドニーグリルの輪郭が鮮明に露出。向かって右には「M」の文字を隠すトリムが見られます。

足回りには大型ブレーキ、赤いブレーキキャリパーを装着、後部ではコンパクトなトランクリッドスポイラーを装備しており、i5の最強モデルと噂される「M60」の可能性が高いようです。

BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット。リヤビュー
BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット

M60は、フルファット「M5」に次ぐ、最も強力な5シリーズになるはずです。M5では最高出力644ps・最大トルク800Nmを発揮するプラグインハイブリッドパワートレインが搭載されます。

一方「M60」は断定できないものの、デュアルモーターから最大619psを発揮するEVクロスオーバーSUV、「iX M60」と同じセットアップとなる可能性が高く、最高出力は600ps程度が予想されます。

BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット。サイドビュー
BMW i5 M60 市販型プロトタイプ スパイショット

內部では、残りの5シリーズのラインナップに従い、ブランドの「iDrive 8」セットアップを採用するはずです。これにより、ダッシュボードにはデュアルスクリーンレイアウトが提供され、最新の車載機能が組み合わされるでしょう。

5シリーズと電動i5のワールドプレミアは、2023年内と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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