■際立つエアインテーク、垂直サポートを備えるスポーティーなバンパー装備
BMWのエントリークロスオーバーSUV、「X1」改良型に設定される高性能「Mパフォーマンス」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、これまででもっともカモフラージュが削ぎ落とされ、最終デザインが見えてきました。
フロントエンドには、際立つエアインテークと垂直サポートを備えたスポーティなバンパーが装備されているほか、グリルのアウトラインが新設計され、両サイドの膨らみがなくなっています。
足回りでは、高性能ブレーキシステムによりバックアップされたツートーンカラーのホイールを装着、赤と青のキャリパーが装備されていますが、生産モデルでは青が採用されると思われます。
リアエンドでは、一体型ディフューザーを備え、エッジの効いたバンパー、クワッドエキゾーストパイプが確認できます。おそらく、クワッドシステムを採用する最初のMパフォーマンスとなるでしょう。また、ルーフスポイラーは大型化され、高速安定性が向上します。
キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが期待できるほか、Mステアリングホイールやサポート性の高いシートなど、スポーティな専用トリムも採用されるはずです。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。1シリーズと2シリーズ グランクーペのM35iバージョンは306psを発揮することから、同レベルのスペックが予想されています。
X1パフォーマンス改良型のワールドプレミアは今後数ヵ月以内とみられ、市販型車名は「M35i」を最有力とする一方、「M40i」も候補に挙がっています。