■ウルスシリーズの頂点に君臨するプラグインハイブリッド
ランボルギーニは、クロスオーバーSUV「ウルス」に高性能モデルとなる「ペルフォルマンテ」や「S」モデルを設定していますが、その頂点に君臨する「ウルス PHEV」(仮称)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
●800馬力超えのモンスターバージョンも?
以前捉えたPHEVバージョン開発車両は、フェイスリフト前のボディを使った初期テストミュールでしたが、この最新プロトタイプは、完全にカモフラージュされており、その下にプロダクションボディパネルを備えている可能性が高いようです。
プロトタイプのリアウィンドウやフロントドアには、イエローの高電圧ステッカーが貼られているほか、リアフェンダーには充電口を配置していることからも、ハイブリッドパワートレインが搭載されていることが一目瞭然です。
そのほか、フロントエンドには「S」と異なる新設計のヘッドライト、Y字バーを備える大型エアインテークを装備、バンパーデザインも刷新していることがわかります。またリアエンドでは、テールライトを新設計。足回りにはICEと差別化するための新色ブレーキキャリパーを装備する可能性もありそうです。
その心臓部には、ポルシェ「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」が搭載する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを流用するとみられ、最高出力675psと、820psのモンスターパワーを持つ2つのバージョンが用意されるのではないかと囁かれています。
ウルスPHEVのワールドプレミアは、2023年内と予想されます。