異彩を放つフォード「スーパーバン」、2000馬力のスペックでセグメントのニュル最速へ!

■4つの電気モーターを搭載し、0-100km/h加速は2秒以内

フォードの高性能ミニバン「Pro Electric SuperVan」(プロ・エレクトリック・スーパーバン)プロトタイプが、雨中のニュルブルクリンクに出現しました。

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フォード エレクトリック スーパーバン プロトタイプ

フォード エレクトリック スーパーバンは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでデビュー、モータースポーツにインスパイアされたエアロと、シャーシのセットアップを備えたトランジットベースのバンです。

そのEVパワートレインは、4つの電気モーター、50kWの水冷バッテリーを搭載、最高出力は2000psを発揮し、0-100km/h加速は2秒以内と驚異的パフォーマンスを持っています。このワンオフEVがトラックで何をしているのかは謎ですが、ニュルブルクリンク最速ミニバンの称号を狙いにきたのかもしれません。

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フォード エレクトリック スーパーバン プロトタイプ

フォードプロエレクトリックスーパーバンは、EU仕様のフォード マスタング マッハ1と一緒に出現。ほぼすべてのボディパネルはカーボンファイバーでカスタムメイドされており、フォードE-Transit Custom とはフロアプランを共有していますが、まったくの別ものです。

アグレッシブなボディキットは、フロントバンパーの大きな開口部、際立つスプリッター、空力フィン、幅広のフェンダー、およびリアエンドに向かって空気を流すサイドの2つの大きなギャップを備えていることがヌードボディから確認できます。

インテリアは取り除かれ、レーシングシート、ロールケージ、シンプルな計器ディスプレイ、タブレットのような大きなインフォテインメント画面だけになっています。ドライバーは、ロード、トラック、ドラッグ、ドリフト、ラリーなどのモードが選択可能で、1つの車軸をロックし、もう1つの車軸を回転させるタイヤクリーニング設定もあります。

今の所市販化の情報はありませんが、ニュルブルクリンク最速ミニバンの称号を引っさげ、サプライズ発売があるかもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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