■タイカンとe-tronGTを支える「SSP」スポーツアーキテクチャの可能性も
アウディはフルエレクトリックスーパーカー「R8 e-tron」後継モデルの開発に着手しているとみられますが、そのデビューが2025年になるという情報を入手しました。
R8をベースとする100万ユーロ(約1億4400万円)のフルエレクトリック「R8 e-tron」は、販売台数が100台に満たなく、わずか1年で生産を終了することが決定しましたが、すでに後継モデルプロジェクトがスタートしているようです。
最新情報によると、後継モデルでは2ドアパフォーマンスクーペを継承しますが、車名は別の名前が与えられる可能性が高いようです。
市販型に使用するプラットフォームには2つの説があるようですが、どちらもポルシェプラットフォームであることに変わりはありません。
ひとつは次世代のタイカンとe-tronGTを支える「SSP」スポーツアーキテクチャ、もうひとつは718ケイマンとボクスター次期型エレクトリックのために開発中の新しいスポーツカープラットフォームだといいます。
どちらにしても後継モデルでは0-100km/h加速3.3秒、最高出力635psを発揮する「e-tron GT」より強力であるとともに、これまでで最もパワフルなアウディとなることが期待されており、最高出力は800ps程度も噂されています。
市販型では、手作業で組み立てられたさまざまなコンポーネントを備え、生産はガソリン燃料スーパーカーが現在組み立てられている、ドイツのベリンガーヘーフェにある同じ施設で行われると思われます。
R8 e-tron後継モデルのデビューは2025年と予想され、よりコンパクトな「TT」後継モデルも開発中だといいます。