■第1弾「i1」は「Neue Klasse」プラットフォーム採用、2027年製造開始
ライバルのメルセデス・ベンツがコンパクトモデルを再構築する一方、BMWは2020年代終わりまでに新型のコンパクト・フルエレクトリックモデルの製造を開始する計画をもっていることがわかりました。
BMWは、電動コンパクトハッチバック「i3」を8年間で25万台製造して終了しましたが、今度はフルエレクトリックへ舵を切っていくようです。
スウェーデンのエージェントから入手した情報によると、BMWは2020年代後半に向け2台の開発を目指しており、ドイツ国内で製造される予定だといいます。
第1弾は社内コード「NB0」と名付けられた「i1」で、2027年11月に製造開始が噂されています。
また『i2』は2028年7月に組み立てラインに投入されると予想されています。
このEVペアは同社の「Neue Klasse」プラットフォームに乗り、1シリーズおよび2シリーズのBEVとして導入されます。
市販型では、RWDおよびAWDセットアップと並んで、前輪駆動を提供するように設計されます。「iX1」は、すでにクロスオーバーSUVに設定されていることから、i1はハッチバックとなるでしょう。
またi2はその車名からも、2シリーズクーペ、2シリーズ グランクーペ、または2シリーズ アクティブツアラーのいずれかのボディスタイルが予想されます。
BMWでは、Neue Klasseプラットフォームを採用する「3シリーズ セダン」やSUV「X3」を優先しており、i1とi2のデビューはそれ以降になります。