■「GT 4ドアクーペ」がよりアグレッシブなフロントマスクでリフレッシュ
メルセデス・ベンツ4ドアクーペの頂点、AMG「GT 4ドアクーペ」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
初代となる現行型GT 4ドアクーペ(X2900型)は2019年に登場、日本市場にも同年から導入されており、これが初の大幅改良となります。
捉えたプロトタイプは、開発車両らしからぬ明るいグリーンカラーで塗装。カモフラージュがフロントマスクのみの状態で、開発初期段階であることは間違いないでしょう。
ボディ前部では、下部中央に台形のインテークを配置、バンパーコーナーには新設計された吸気口の輪郭がうっすらと見えます。パナメリカーナグリルの形状は現段階では変化は見られず、垂直スラットは継承、下部エアインテーク形状はよりアグレッシブになることが予想されています。
側面では、フロントフェンダー通気口の部分にカモフラージュを施しており、デザイナーがこの部分を微調整していることを示唆しています。
リアエンドはわずかに異なっているように見え、固定リアウィング、最適化されたディフューザー、大型のフロントスプリッターなどを含むAMGエアロダイナミックパッケージが装備されているようです。
現在、パワートレインの変更に関して情報はありません。現行型の頂点には、最高出力831ps・最大トルク1,400Nmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、リアアスクルに電気モーターを搭載する「GT63Sパフォーマンス」を配置、日本市場には最高出力367ps・最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載する「GT43」などがラインアップされていますが、今後情報が入りお伝えしていきます。