■直線で空を飛ぶほどの加速を見せ、サーキットはまるで滑走路のよう
先日はKTM最新モデルとなる「X-BOW GT-XR」市販型プロトタイプを捉えましたが、今度はニュルブルクリンクでその走りをビデオが捉えました。
![KTM X-BOW_002](https://clicccar.com/uploads/2022/09/05/KTM-X-BOW-GT-XR_002-380x242.jpg)
今回のプロトタイプは、サーキット専用車「X-BOW GTX」、および「X-BOW GT2」のロードゴーイングカーバージョンとなります。
![KTM X-BOW_007](https://clicccar.com/uploads/2022/09/05/KTM-X-BOW-GT-XR_007-200x129.jpg)
先日は最新プロトタイプをスクープしましたが、やはり実車は迫力が違います。
フロントガラス前方をヒンジで固定する、ジェット戦闘機風のキャノピー式コックピットのせいか、直線で空を飛ぶほどの加速を見せ、サーキットがまるで滑走路にみえてくるほどです。これがサーキット仕様でなく、公道を走るロードゴーイングカーだというから驚きです。
![KTM X-BOW_001](https://clicccar.com/uploads/2022/09/05/KTM-X-BOW-GT-XR_001-200x119.jpg)
デザイン詳細はカモフラージュで隠されており、トラッカーとほぼ同じに見えます。
唯一の違いはフロントナンバープレートや公道用のタイヤを履いていることでしょう。またサイドミラーは装備していませんが、もちろん最終市販型では装着されます。
パワートレインは、アウディ「RS3」と同じ2.5リットル直列5気筒ターボチャージャーエンジンを採用。最高出力600psを発揮し、後輪を駆動する7速ダイレクトギアボックス、バックアスクルにはコーナリング時のトラクションを向上させるリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを搭載します。
ボリュームは大きめで、そのエキゾーストノートを楽しんで頂きたいです。