■ホイールアーチにボディクラッディングを装着、サイドシルの幅は分厚く
三菱自動車が現在、開発中と見られるピックアップトラック「L200/トライトン」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
日本では、2006年から2011年まで正規販売されていた1tクラスのピックアップトラック「トライトン」。現行型は2014年に発売されており、これが9年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
次期型プロトタイプは7月に初めて捉えましたが、最新プロトタイプでは、いくつかの違いが見られます。
フロントエンドではヘッドライト内部が初めて露出、上下2本の金属バーを配置、外側には積み重ねられたらランプが確認できます。また下部バンパーにはシンプルなインテークスリットを装備しています。
注目はホイールアーチにボディクラッディングを装着、サイドシルの幅が分厚くなっているなどの理由から、このプロトタイプがL200ハイスペックバージョンである可能性がありそうです。
またルーフラックを初めて装着、後部ではLEDテールライトの新デザインがより多く露出しています。
次期型では、ルノー・日産・三菱アライアンスにより新開発されたアーキテクチャを採用。日産のピックアップトラック「ナバラ」とは、ほかのコンポーネントでも多くの共通点があると予想されます。またホイールベースが延長、トレッドが広くなることが予想されており、実用性が高められるでしょう。
パワートレインは、市場に応じてガソリンエンジンとディーゼルエンジンも提供されると予想できます。排出ガス基準が厳しいヨーロッパでは、アウトランダーのパワートレインに似たPHEVシステムを搭載することになるでしょう。
L200次期型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想されています。