■フロントエンドには現行型と同位置に充電ポートを配置
ヒョンデは現在、人気クロスオーバーSUV「コナ」次期型を開発中ですが、そのフルエレクトリック版となる「コナEV」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ドイツのヒョンデ/起亜テクニックセンター付近で捉えたプロトタイプは、ボディパネルのほとんどをカモフラージュしていますが、フロントエンドには現行型と同位置に充電ポートを備えていることが示唆されています。
グリルに通気孔はなく、後部にはエキゾーストパイプが見当たらないことなどから、フルエレクトリックモデルであることが濃厚と言えるでしょう。
そのほかでは、特徴的なスプリットヘッドライトを引き継ぎ採用、全幅のLEDライトバーが追加されることが予想されています。
キャビン内では「アイオニック5」と同様のデザインを採用、デジタルインストルメントクラスターと大型のインフォテイメントタッチスクリーンが同じパネルに統合されるほか、ダッシュボードには金属スタイルのアクセント、スリムな通気孔、物理的ボタンとノブが配列されます。
次期型のパワートレインは不明ですが、「ニロEV」同様のアップグレードを受けると予想され、684kWhのバッテリーパックと、最高出力201ps・最大トルク255Nmを発揮する電気モーターの搭載が見込まれています。
コナ次期型のワールドプレミアは、早くとも2023年初頭まで行われないと予想されます。