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■ブランドパートナー就任でクルマも二刀流に?
アメリカのMLB(メジャーリーグベースボール)、ロサンゼルス・エンジェルスで活躍する日本人アスリート「大谷翔平」選手が、日本における「ポルシェ」のブランドパートナー「ポルシェ ドライビングアスリート(Porsche Driving Athlete)」に任命されたことが判明。
ポルシェジャパンが、2022年8月4日に発表し、今後、オフィシャルWEBサイトやソーシャルメディア、店舗・屋内外広告などに順次登場する予定であることが分かりました。なお、大谷選手が自動車メーカーのブランドパートナーに就任することは、世界で初めてです。
●ポルシェのWEBサイトや広告などに登場
大谷選手といえば、高校卒業後に日本プロ野球の北海道日本ハムファイターズで活躍し、2017年にMLBの現チーム、ロサンゼルス・エンジェルスへ移籍。
バッターとピッチャーの二刀流を武器に躍進し、2021年には、日本人史上2人目となるアメリカンリーグのシーズンMVPを満票で受賞する偉業を成し遂げたことはご存じの通り。
ポルシェジャパンでは、大谷選手のこうした活躍や夢を追いかけ挑み続ける姿勢が、ポルシェが持つ「夢を追いかける人のためのブランドであり続ける」というミッションと合致したことで、同社のブランドパートナーとなってもらうことを、直々にオファーしたといいます。
ちなみに、今回、大谷選手が任命された「ポルシェ ドライビングアスリート」とは、従来からポルシェジャパンが行っているもので、世界で活躍する日本人アスリートを応援するプロジェクト。
今回の就任により、大谷選手は、今後、ポルシェを象徴する存在として、前述の通り、全国の正規販売店を含めたオフィシャルWEBサイト、ソーシャルメディア、店舗・屋内外広告などに順次登場する予定だそうです。
●ポルシェは「憬れであり、夢」
大谷選手は、ポルシェのブランドパートナーとなったことについて、以下のようなコメントを発表しています。
「今回ポルシェ ドライビングアスリートという貴重な役割に任命していただき、大変光栄です。
ポルシェは僕にとって今まで憧れであり、そして夢でもありました。1人のアスリートとして、ポルシェという洗練された情熱を持つスポーツカーブランドと一緒に活動できることを嬉しく思っています。
僕自身、まだまだ目標・夢を追いかけている途中ではありますので、ポルシェ ドライビングアスリートという名に相応しい活躍ができるよう、努力と研鑽を続け、夢を実現できるように頑張ります」
ちなみに、大谷選手の愛車といえば、アメリカのBEVメーカー、テスラのSUV「モデルX」に乗っている姿が何度か報道されています。
一方、ポルシェジャパンが公表した大谷選手の写真や映像には、ポルシェ初のBEV「タイカン」も映っています。SUVとスポーツモデルという違いはあれど、どちらも100%電気で走るクルマであるという点も、大谷選手のイメージに合っていそうです。
今回のブランドパートナー就任で、大谷選手がプライベートでもポルシェに乗るかどうかは未発表ですが、ひょっとするとテスラとポルシェ、アメ車とドイツ車の二刀流(2台持ち)になるかもしれませんね。
なお、大谷選手の生メッセージは、以下のポルシェジャパン公式YouTubeチャンネルで観ることができます。
(文:平塚直樹)
【関連リンク】
ポルシェジャパン公式「ポルシェ ドライビングアスリート(Porsche Driving Athlete)」
https://www.porsche.co.jp/pip/drivingathlete/SHOHEIOHTANI/
ポルシェジャパン公式YouTubeチャンネル
「大谷翔平 ポルシェドライビングアスリート就任」