■車名は「強さの岩」が候補に。フルエレクトリックで登場
スーパーカーメーカーのマクラーレンが、クロスオーバーSUVの開発に着手した可能性があることがわかりました。
これまで何度もクロスオーバーSUV開発の噂があったマクラーレンですが、その度に「SUVを作ることはない」と発言。
ポルシェ、アストンマーティン、ランボルギーニ、フェラーリ(2022年内)など多くの高級スポーツカーブランドがクロスオーバーSUVを発売する中、「利益のためにSUVをつくることはない。もしSUVに依存するなら、我々の顧客への背信行為となる」とまで言い切り、ライバルメーカーを批判していました。
しかし、2021年には、電動SUVだけで競うモータースポーツの「エクストリームE」へ2022年より参戦することを発表、エレクトリックオフローダーを発表しました。そして英・Autocar誌の調べによると、マクラーレンは2020年後半にもクロスオーバーSUV発売を計画、それはフルエレクトリックモデルになり、全固体電池搭載もあるだろうと予想しています。
調べを進めると、やはり電動化は間違いなくフルEVの可能性が濃厚で、車高は低くフェラーリ初のSUVとなる「プロサングエ」を彷彿させるボディシルエットとなる、ということがわかりました。またデュアルモーターとトリプルモーターバージョンを用意、全輪駆動が有力だといいます。
マクラーレンは最近、「Aeron」(アーロン:強さの岩)の商標登録を行っており、その意味からもクロスオーバーSUVに与えられる可能性がありそうです。