■フォード「レンジャー」と似ているが細部に専用デザインを採用
VWは現在、ピックアップトラック「アマロック」次期型を開発中ですが、コックピットに配置される巨大インフォテインメントタッチスクリーンを先行公開しました。
アマロック次期型では、トリムレベルに応じて、10インチ、または12インチとみられる垂直スクリーンを配置。より多くの接続機能とピックアップ内のプレミアムカーのようなデザインを提供します。画面には気候制御、ナビゲーション、オンラインサービス、車両設定、駐車アシスタント、およびメディア制御が統合されるはずです。
基本的には兄弟モデルであるフォード「レンジャー」と似ていますが、ディスプレイ両端のレジスターはより角ばっているほか、下部ボタン類もアマロック専用デザインとなっています。またステアリングホイールには、光を放つVWエンブレムが配置されています。
豪華なインフォテインメントに加えて、VWはアマロックにデジタル計器クラスター、IQ.Light Matrix LEDテクノロジー、30以上のADAS、10方向に調整可能な電動シート、およびプレミアムサウンドシステムを装備することが判明しています。
ラインナップには、エントリーレベルの「アマロック」、ミッドレンジの「ライフ」、「スタイル」に加えて、オフロードに焦点を当てたフラッグシップの「パンアメリカーナ」と、ロードに焦点を当てた「アベンチュラ」の5つのグレードを用意。パワートレインは2.0直列4気筒と3.0リットルV型6気筒エンジンを提供、後輪駆動とAWDが設定されます。
アマロック次期型のワールドプレミアは、2022年内と予想されていますが、最新情報では7月7日の七夕と噂されています。