■スズキ・ジムニー/シエラ、トヨタ・ノア/ヴォクシー、日産セレナ用などの車種専用取付キットが新登場
アルパインマーケティングは、スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ、ノア/ヴォクシーなど、13モデル向けのデジタルルームミラーの「車種専用取付キット」の新製品を2022年6月上旬から順次発売します。
純正用品などで普及しつつあるデジタルルームミラーは、雨天時や夜間などでも良好な後方視界を確保するとともに、キャンプに出かける際など、荷室の天井近くまで荷物を満載しても後方視界が遮断されないなどの利点があります。
このほど、「アルパイン」ブランドから発売されるデジタルルームミラー用の「車種専用取付キット」は、純正ミラー交換タイプ。新製品として、スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ、ノア/ヴォクシー、セレナ、ヴィッツなど、13車種向けの専用取付けキット7モデルが発売されます。
対応するデジタルルームミラーは、前後2カメラドライブレコーダー搭載タイプの11.1型デジタルミラー「DMR-M01R」、ドラレコが付いていない11.1型デジタルミラーの「DME-M01」が発売中です。ドラレコとデジタルルームミラーの同時導入を考えているのなら、前者を選択する手もありでしょう。
デジタルルームミラーの本体は、逆台形のスタイリッシュなフォルムと、大画面を感じさせないスリムなデザインが特徴。視界を妨げない美しいカーブ形状になっています。また、純正ミラー交換タイプであるのも特色で、安定して固定でき、美しいフィッティングを実現しているそうです。
装着に必要な車種専用取付けキット(別売)は、今回の新製品を含めて51車種に対応(2022年5月26日時点)。今後、対応車種はさらに拡充される予定。
また、車種専用リヤカメラカバーにより、リヤカメラのスマートな取付けにも対応します(リヤカメラカバー付属キットのみ)。ドライブレコーダーはフロントカメラ独立型で、ミラーの角度に影響されない固定位置での録画が可能。また、「ADAS(先進運転支援システム)」を避ける取付けで、センサーの映り込みも回避します。
前後2カメラのドライブレコーダー搭載モデルは、衝撃録画、手動録画モードに加えて、ニーズの高い駐車録画モードも標準装備。「HDR」「STARVIS」の搭載により夜間の映像も鮮明に録画するほか、LED信号機にも対応しています。
デジタルルームミラーで目を惹くのが、11.1型の大画面、高画質液晶。視野角は左右、上下160度が確保され、優れた視認性を確保しているそうです。フロントカメラ、リヤカメラともフルHDの高画質で、昼も夜も鮮明な映像を実現。なお、フロントカメラはドライブレコーダー搭載モデルのみに付属します。
ドライブレコーダー搭載デジタルミラーの「DMR-M01R」には、取付けキットをセットにした車種専用パッケージもラインアップされています(今回発表された新製品の対応車種には設定されていません)。
ほかにも、エンジンをかけると愛車の名前とフロントビューが浮かび上がる車種専用オープニングに対応。画像はアルパインホームページからダウンロードすることで利用できます。
●価格
・デジタルルームミラー
ドライブレコーダー搭載 11.1型デジタルミラー「DMR-M01R」:6万5780円
11.1型デジタルミラー「DME-M01」:5万4780円
※デジタルルームミラーはいずれも税別、取付費用別
・新製品デジタルルームミラー 車種専用取付けキット
スズキ・ジムニー(JB64)/ジムニーシエラ(JB74)専用「KTX-M01-JI-64」:6050円
スズキ・ハスラー(MR52S/MR92S)専用「KTX-M01-HS-92」:6050円
スズキ・スペーシア/スペーシアカスタム/スペーシアギア(MK53S)専用「KTX-M01-SP-53」:6050円
トヨタ・ノア/ヴォクシー(90系)専用「KTX-M01-NV-90」:9350円
トヨタ・ノア/ヴォクシー(70系)専用「KTX-M01-NV-70」:3850円
トヨタ・ヴィッツ(130系)専用「KTX-M01-VI-130」:3850円
日産・セレナ/セレナ e-POWER(C27系)専用「KTX-M01-SE-27」:3850円
※車種専用取付キットはいずれも税込、取付費用別
(塚田 勝弘)