これがBMW史上最大のSUV「XM」市販型。輸送中にここまで見えちゃった♪

■これまで隠されていた巨大で角張ったキドニーグリルが露出

BMWは先日、新フラッグシップ・クロスオーバーSUV「XM」市販型プロトタイプを公式リークしましたが、今度はそのフロントエンドデザインが露出したプロトタイプをスクープしました。

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BMW XM 市販型プロトタイプ

画像を提供してくれたのはインスタグラマーのwilcoblock氏。キャリアカーで輸送中のプロトタイプは、これまで隠されていた巨大で角張ったキドニーグリルが露出、非常にスリムなヘッドライト、立体感のある大型コーナーエアインテークなどのシルエットも見てとれます。

後部では垂直に重ねられたクワッドエキゾーストパイプ、広い角度のハンチ、リアウィンドウ上部にはBMWステッカーが貼られています。

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BMW XM 市販型プロトタイプ

キャビン内では、ティザーイメージで隠されていたギアシフターが露出、それを包む青いレザーが確認できるほか、落ち着いた色のAピラーも見てとれます。

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BMW XM 市販型プロトタイプ

2021年11月に公開されたXMコンセプトのパワートレインは、最高出力750ps、最大トルク1,000Nmを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを搭載していましたが、市販型では、新開発のV型8気筒エンジンと電気モーターにより、最高出力653ps、最大トルク800Nmを発揮することがわかりました。ただしこれはベースモデルであり、遅れて高出力バージョンが登場、コンセプトと同レベルのスペックが期待されます。

プラグインハイブリッドでは、WLTPサイクルで最大50マイル(80 km)、EPAサイクルで最大30マイル(48 km)のEV走行が期待できそうです。

XM市販型のワールドプレミアは最速で2022年内で、生産も12月からと予想されています。また、高出力バージョンの車名は「XMコンペティション」が有力候補の1つとなっています。

(APOLLO)

 

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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