■全幅に広がるLEDライトバー、非常にワイドなリアエンドなど初公開
DMC(デロリアン)は、DMC-12の後継モデルとなる新型EVコンセプトモデルを、実車公開前の5月31日にワールドデビューさせることを正式発表しました。
デロリアン(DMC)社は、1975年に当時GM副社長だったジョン・デロリアン氏が独立、理想のクルマを目指し設立しました。そして1981年、イタルデザインとロータス・カーズの協力により「DMC-12」が誕生しています。その後世界的な大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンベースカーとして登場、その存在を世界に知らしめました。
これまで公開されたティザーイメージからは、1980年代のDMC-12よりはるかに曲線的で、オリジナルの象徴的ガルウィングを装備していることがわかっています。また、今回公開された最新ティザーイメージでは、オリジナルと同じようにリアウィンドウにルーバーを装備、後部の全幅に広がるLEDライトバー、非常にワイドなリアエンドなどが初公開されました。
パワートレインの詳細は明かされていませんが、イタルデザインにより設計されたフルエレクトリックモデルとなることが確定、「Williams Advanced Engineering」と提携してEVXモジュラープラットフォームを開発、EVスペックは最高出力1,360psを発揮、航続距離1,000km(621マイル)を誇ると予想されています。
デロリアン後継モデルは、5月31日にデザインを初公開、その後8月18日、米国で開催される「ペブルビーチコンクールデレガンス」のプレビューイベントでワールドプレミアされ、正式な車名が発表されるでしょう。
You asked. We listened. We're counting down to the first complete look of the all-new DeLorean.
Sign up for exclusive early access on https://t.co/p3SV5rw0VR to see the car 24 hours before the general public on May 31st. #DeloreanEVolved pic.twitter.com/nrX2uYudGh— DeLorean Motor Company (@deloreanmotorco) May 4, 2022