■ルノー日産三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォーム、電動パワートレインを採用
三菱自動車は4月5日、「コルト」を欧州市場で復活させることを発表しましたが、そのエクステリアデザインを予想プレビューしました。
コルトは通称「Zカー」として、ダイムラー・クライスラーと共同開発。2002年に発売されましたが、2012年12月に日本国内向けが生産終了となっており、これが10年ぶりの復活となります。
先行公開されたティザーイメージからは、ドアに「Hybrid EV」の文字が見てとれるほか、Cピラーマウント・ドアハンドルも確認できます。
おなじみ「KOLESA.RU」から協力を得た予想CGは、ティザーイメージをベースに製作。
ティザーイメージでは明らかにされていないシャープなヘッドライト、コーナーフォグランプ、バンパーのエアインテークなどが描かれています。
後部では控えめなルーフスポイラーを装着、テールゲートに跨るLEDテールライトのデザインも予想されています。全体的イメージは、欧州日産が販売する「マイクラ」といえるでしょう。
市販型では、ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームを採用、パワートレインはティザーイメージが示すとおり、電動駆動が提供されることは間違いありません。
具体的には、「Clio E-Tech Hybrid」からハードウェアを流用、最高出力140psを発揮する1.6リットル自然吸気エンジン+電気モーターが搭載されると予想され、ほかにもいくつかのパワートレインが提供される見込みです。
コルト新型のワールドプレミアは、2023年秋に予定されており、ルノーのトルコ・ブルサ工場で生産されます。