■次世代パナメーラとPHEVパワートレインを共有、ターボは最高出力640ps
ポルシェは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「カイエン」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
最後の寒冷地テストで捉えたプロトタイプは、フロントバンパーにこれまでと異なるカモフラージュが施されています。
ヘッドライトは、タイカンのようにスリムで水平な新しいライトクラスターを装備。中央グリルは上下の幅が大きくなり、コーナーエアインテーク周辺は厳重に擬装しており、大幅なデザイン変更が予想されます。
後部では、新設計のバンパーとリフトゲートを装備。ナンバープレートがリフトゲートからカイエンクーペ同様にバンパーに移動さていることがわかるほか、厚い水平ストリップテールライトが配置されている可能性がありそうです。
キャビン内では、更新されたインフォテインメントシステム、デジタルダイヤル、911に触発された新しいギアシフター、および完全にデジタルのインストルメントクラスターを受け継ぐことが濃厚とされています。
パワートレインでの注目は、次世代パナメーラとPHEVパワートレインを共有、航続が大幅に向上する、より大きなバッテリーパックを搭載すると伝えられています。また最高出力550psを発揮するカイエンターボの4.0リットルV型8気筒は、最高出力640ps・最大トルク850Nmへ強化されると噂されています。
カイエン改良型のデビューは、2022年後半と予想されます。