■デュアルモーターシステムを採用、最高出力400ps以上を期待
アウディの主力モデル、「A5」次期型の予想CGを入手しました。
現在、アウディの電動シリーズ「e-tron」は急成長しており、現段階で「e-tron GT」「RS e-tron」「e-tronクロスオーバー」「e-tron Sportback」「Q4 e-tron」「Q4 e-tron Sportback」の6台をラインアップ。
さらにクロスオーバーSUV「Q6 e-tron」も開発中です。
第2世代となる現行型A5は、2016年に発売。「クーペ」「カブリオレ」、5ドアの「Sportback」のボディバリエーションで提供されています。
2023年から2024年には次期型が導入される可能性がありますが、フルエレクトリックになるか注目されています。
おなじみ「X-Tomi Design」に協力を得た予想CGは、「A5クーペe-tronコンセプト」と名付けられたフルエレクトリックモデルです。
フロントエンドには、先日発表されたばかりの「A6アバントe-tron コンセプト」とほぼ同じデザインを採用、ブレーキを冷却するコーナーエアインテーク、密閉されたワイドなシングルフレームグリルを装備。
側面では、高いベルトラインと低いルーフを備えるAピラー、A5の特徴的リアウォーターウィンドウの形状が維持されています。
EVスペックは、デュアルモーターシステムを採用、前後アクスルにモーターを積み、最高出力は400ps以上が期待できそうです。またA6 アバントe-tron 同様に、800V充電テクノロジーを採用、急速充電で300km走行を可能にするバッテリー容量を約10分以内に完了します。
A5クーペe-tronコンセプトが市販化されるかは断言できませんが、同社がエレクトリックメーカーへ急加速していることは間違いありません。