■タッチスクリーン、音声コマンドを介してインフォテインメントを操作
メルセデス・ベンツ「Aクラス」の最強モデルとして君臨する、AMG「A45」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、その車内を初めて激写しました。
現行型のAMG「A45 S」は2019年に発売されており、これが3年ぶりの大幅改良となります。ライバルのアウディ「RS3スポーツバック」新型は2021年10月に導入されており、改良型で追撃する構えです。
北ヨーロッパで捉えたプロトタイプの横には、現行型AMG「A35」が置かれており、比較しやすくなっています。
カモフラージュはかなり軽くなり、シグネチャーのパナメリカーナグリルを含むバンパーが新設計されているほか、フルLEDグラフィックスを備えたスリムな新ヘッドライトとテールライトを備えています。
注目はキャビン内です。
センターコンソールが刷新され、MBUXインフォテインメントのタッチパッドが見当たらず、代わりに追加の収納コンパートメントと新しいカップホルダーが確認できます。
これはおそらく、ユーザーがタッチスクリーン、音声コマンド、またはステアリングホイールのボタンを介してインフォテインメントを操作することを示唆していると思われます。
また、ステアリングホイールも新デザインに置き換えられているほか、10.25インチのディスプレイは現行型と同じように見えますが、最新のソフトウェアを提供してくれる可能性が高いと予想されます。
ボンネットの下には、同ブランドが誇る「世界で最も強力な直列4気筒」M139ユニットを搭載、2.0リットルツインターボエンジンはキャリーオーバーされるはずです。
「A45」では最高出力387ps、「S」トリムでは最高出力421psを発揮、ライバルのアウディ「RS3」の2.5リットル直列5気筒が出す407psを超えており、さらに強化されることはないと見られますが、
より厳しい排ガス規制に準拠するため、よりクリーンにすることに焦点が当てられるはずです。また、パワーは8速AMGスピードシフトDCT8Gトランスミッションと4MATIC+システムを介して4輪全てに伝達されます。
AMG A45のワールドプレミアは、2022年内になるでしょう。
(APOLLO)